[読書メモ]『世界全史「35の鍵」で身につく一生モノの歴史力』

p80
日本では伝統的に中華帝国が世界史の中心と考えられてきましたが、中国を過度に重視すると世界史の道筋がみえなくなってしまいます。自己完結性が強い中華帝国の特殊性を理解するのも歴史力ということになります。

p172
モンゴル帝国の陸・海の大商業ネットワークは、中国・イスラーム世界・ヨーロッパの文明交流をいまだかつてないほどに大規模化しました。距離的に遠く隔たっているためになじみが浅かった中国文明が、幅広く地中海・ヨーロッパに伝えられ、それが刺激になってヨーロッパ文明は一段の成長をとげます。

p226
歴史は多面性を持っています。コロンブスもマゼランも、先住民の立場に立てば侵略者だったのです。

p227
マゼランは、地球が球形であることを実証し、海と陸の大まかな配置を明らかにしたといいう点で、人類社会に多大な貢献をしました。世界観の大転換です。

p242
オランダの東インド会社は、世界で最初の株式会社です。

p338
大局的な視点に欠け、情緒に訴えるナショナリズムと領土紛争は対処が難しい問題です。力で現状を変えようとする行動は、時に悲惨な大戦争を引き起こします。

p346
当時のアジアでは「小さな世界」の伝統が根強く、主権在民、基本的人権などの「大きな世界」の価値観はほとんど浸透していませんでした。

p354
経済への理解は、政治家の基礎教養と言えます。


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